ガシャポンや食玩などのガンダム系フィギュアの可動化改造をしています。

HG:ジムスナイパー可動拡大改造

カテゴリ: プラモデル(HG、MG他) — ikinari @ 23:40 2008/09/08

なんかさいきんプラモデルブームが来て、作りまくってます。
ま、可動確認というか可動調査というか可動研究というか
要するにただマシンのようにひたすら素組みしていくのですが(笑)。
陸戦ジム陸戦ガンダムとか旧ザクとかGアーマーとか……。
そんななかジムスナイパー。

そんなに愛着があるわけではないし、基本的にはすでに組んだ陸ジムと同じなので、いまいち乗り気がしなかった積みプラ。おまけのアプサラスが欲しくて買ったようなもの。
でも、組んでみるとロングレンジビームライフルが一応構えることはできるものの、あまりにも自由度が少ないのにキレて、そのまま可動拡大作業へ(笑)。
日曜日に子供の相手をしながらの怠け者な作業だけど、ひさしぶりだったのでそれなりに楽しめたな(^^)。

あまりのポリキャップや市販の関節パーツを使って左肩に大幅なせり出しを追加。
(上写真でも少しせり出しているのは分かるでしょうか)

最大でこれくらい。
MG2.0ガンダムのアイデアの流用で、せり出してから向きを変えればせり上げ(「先ダシ後アゲ」)にも対応できる!
「突撃〜☆」

せり出しによって、より自由にライフルを支持できる。

低い位置での保持。

高い位置での保持。

もともとプロポーションは悪くない。引き締まったマッチョ(黒人アスリート風)なイメージ。
いわゆる最近風のアレンジとは異なった路線で好感が持てる。
(左肩、やや反らし。)

標準では腰フロントアーマーは連動でしかも脚や腹部にやたら干渉する無意味な設計。
そこでアーマーの独立可動化と同時に可動軸位置も変更。
さらに、腰回転をしやすくするために中央アーマー上面を斜めに加工。
以上のかんたんな改造で片膝立ちでライフル構えるように♪

ライフルを持つ右腕は肘に関節を追加。2+重関節化。
これも重要。なんと標準では90度曲がらないのだ!これではだるいポーズしかとれません。
ふと思いついてやった作業(DVD最終話を観て気分を盛り上げつつ)だけど、片側だけの処理とか必要最低限にしぼったので、作業時間の割には効果が大きくて自己満足できた気がする。

そして、ジムスナイパーがちょっと好きになる。

MG ver. 2.0:RX-78 ガンダム その2(「先ダシ後アゲ」方式肩関節)

カテゴリ: プラモデル(HG、MG他) — ikinari @ 22:05 2008/09/03



MG2.0 ガンダム。いろいろいじっているうちに分かってきたこともあるので、続編です。
まずは、この1枚(というか2枚ですが)。


すごいですねえ。
ビームサーベルに手が届くというのは、いまとなっては珍しいことではありませんが、反対側のビームサーベルに届くというのは、特筆すべきことかと思います。
なんといっても無意味にカッコいいし。
はい、届いてます。

どっからどうみても届いてます。

こんなことがなせるのも、今回新しく採用された驚愕の肩関節のゆえです。
分かりやすいように胸の青いアーマーを取り外してみました。



驚くべきことは、このMG2.0、基本的には「せり出し」タイプなのです。
このすごさを説明するために、やや一般論から整理しておきたいと思います。
言うまでもなく、肩可動は脚付け根可動と並んで、多次元可動軸が交錯する、フィギュア可動化における最大の難関、パラドックスポイントと呼べる主要な可動部位です。
言い換えれば、ここが設計者の腕の見せ所。
ところが、腕前後への軸回転に加えて、残りの二つの軸、つまり肩のせり出しとせり上げを同時に十分な強度をもった仕方で実現するには、大きな技術的困難がありました。
そこで、従来肩の構造には、大きく分けて、以下の二つがありました。

(α)せり上げ重視タイプ:肩が上下に大きく展開可動するタイプ。多くは肩上面がえぐられて関節パーツの可動溝が設けられている。ExMIAや旧MG、最新のSCMもこれを採用。
(β)せり出し重視タイプ:肩が前後に大きく展開可動するタイプ。ライフルの両手保持などに有利。

ExMIAや新SCMのような既存の超可動モデルでは、αせり上げタイプが多く見られ、この場合、もちろん前後へのせり出しも付け加えられており、万全を期してある。
とはいえ、その場合のせり出し量には、どうしても限りがある。
今回のMG2.0の肩関節の驚くべき点は、このせり出しをメイン可動軸にもってきた上で、このせり出し幅をほぼ90度まで達成したことだ。
せり出しを基準可動軸とすることで、(α)せり上げタイプにおける肩上部の可動溝といった視覚上のデメリットを回避できるだけでなく(じっさいMG2.0の肩上面はツルンとしている)、この可動幅を90度まで達成することで、内蔵された可動メカが大きく露出することができ、結果的に最大のせり上げをも同時に可能にしてしまっているという、ウソのような逆転の発想。
これを「先ダシ後アゲ」方式と(勝手に)名付けたいと思います。
証拠写真。

これ、このバンザイ。肩に可動溝ないんですよ!信じられない。
まさに超えられないと思われていた肩可動における「次元の壁」を、コロンブスの卵のような発想で軽々と乗り越えてしまったのだ!すげえと言わざるをえないです。
ーーーーー
これまでの超可動モデルと比較してみましょう。
可動と言えばMIA。ガンダムの可動の頂点の一つを究めたと言っても過言ではないでしょう、Ex.MIA(エクステンディッド・モビルスーツ・イン・アクション)。
久しぶりに引っ張りだしてきて。やっぱりカッコいい。適度な末端肥大化デフォルメで、スケールの小ささを視覚的に補うダイナミックなポーズがとれるように計算されています。

そんなEx.MIAでも、反対外のビームサーベルと取れと言われたら……

泣いちゃいます。
(でもちゃんと届いているのはさすが。エライ)
次。
最近可動では話題を独占している感のあるバンプレストからSCM(スペシャル・クリエイティブ・モデル)のガンダム。S字立ち路線のハッタリ系可動を滑稽なまでにラディカルに追求しきった異色のフィギュア。
バキュうぅン。

ドムなんてカウント一つでやっつけちまうすごいやつですが、え?反対側のビームサーベル?

……
やっぱり泣いちゃいます。
そして、はい、届きません。
では、同じMG2.0のザクではどうでしょう。
そう、あのポーズでモデラー界を震撼させた、あのザクです。

そう、このポーズ。

MG2.0ガンダムも、Ex.MIAガンダムもなんとか指先でクリアです。
(しかし忘れないでください、MG2.0ガンダム、完全変形1/100サイズのコアブロックが入ってるんです)

ついでにikinari可動拡大改造を仕込んだガンオペガンダムもクリアです(^^)/イェイ。

サイズ比較。手前左が可動化S.O.G.、右が可動化ガンオペ、奥がEx.MIA、足だけ見えてるのがMG2.0。やっぱりMGはでかいです。巨人です。

このポーズならSCMガンダムも当然クリアします!

SCM超絶可動のザクも、もちろん余裕でクリアです。
さて、そんなMG2.0のザク。

お!

おぉ!
さすが。です。泣きはしません。

うぐぐ……
う〜ん、届いてはないですね。
残念☆
「でもビームサーベルなんてないんだし(笑)」。
とりあえず、この勝負、MG2.0ガンダムの勝ち。